もり~ゆ 野巡りの日々、第3章

身近な場所を始め、自然のことなどを書いていきます。

6月13日、6月15日の豊橋市議会一般質問傍聴(部分ですが)のことと所感について。後編

13日の傍聴では、聴いて良かったものもあれば、気落ちするものもあったりで、何とも言えない気持ちで帰ってきましたが、14日は雨天もあって家での用事を片付けや休養をし、気を持ち直して15日は午後からの時間に傍聴に行ってきました。

 

6月15日

17本多洋之議員(途中から)

どうやら、午前中の質問途中で時間になったようで、午後から途中の続きに入ったようです。

豊橋市における特別支援教育についての質問をされていて、市内に近年新設された市営の特別支援学校の生徒数のことについても質問されていました。

(注:市のくすのき特別支援学校には小学校部、中学校部、高等学校部があり、更に高等学校部には、普通科クラスとは別に、一クラス9名枠の産業科があり、そこは比較的軽度な知的障害で、就労を目指す生徒さんに対応した教科になっています。所謂受験で合否もあって、狭き門でもある。)

小学校部の増加が大きいのと、今後も続きそうであること、産業科の定員増は今後あるのかどうか、産業科に入れるか入れないかで子ども達の将来が大きく変わってしまうので(就労は対象生徒にとって大きな課題です)、という質問でした。市の答弁は今後状況を踏まえて検討したいとのこと。定員規模は適正だということですが(いや、そうでは無いと思うよ;)

そして学校給食の役割や食材費高騰への対応についての質問もありました。

そして、

 

18長坂尚登議員

質問内容については、長坂さんのブログ記事を貼らせていただきました。

表題タイトル見ても分かりますが、質問内容でびっくりしたのが質問1の(2)です・・・。

nagasakanaoto.blog.jp

政治団体「浅井よしたかを応援する会」収支報告書によると「新アリーナを求める会」共同代表者の一人と同姓同名の方から少なくとも100万円の寄附を得ていることを踏まえ関係者らからの献金(寄附)と浅井市長の新アリーナ(多目的屋内施設)に対する考え方との関係について」

これを読んでええ~~っ!!!

となりました。

質問は7項目に及ぶものですが、ここではアリーナ関連とそれに答弁した市長さんの様子に焦点を当てたいと思います。

まず、当選当初はアリーナ建設計画を「ゼロベースで」と答えていたはずの浅井市長さんの考えについてですが、

*矢印と括弧内はそれ聞いての私の感じたことなどです。

・アリーナの必要性は選挙当初から考えていた

→(全ての当時の選挙活動を見ていたわけでは無いので断定は出来ませんが、アリーナに関しては見直しは表明していたものの、不要とも必要だとも特に言及はしていなかったように思いますが。むしろユニチカ問題(これも今となっては何も言わなくなっているけど)と給食費無償に焦点が当てられていたと感じていますが。)

 

・他候補地も含めて検討した上で豊橋公園が適地だと決定した

→(これに関して市民からの意見公募などは無しで、民間業者のヒアリングのみ、もっと酷い実態は後日判明;)

 

・県(体育館?)との連携の必要性も感じていた

→(選挙当時そんな言葉は一言も聞いていない。現に傍聴席隣の人にも「こんなこと言っていました?」と訪ねてみたら「聞いたこと無いよ~。」との答えでしたから。)

 

豊橋公園で建設を臨まない市民の方には謝りたい

→(市議会一般質問の市議会員と限られた傍聴者しかいないこの場だけでそれで済ませる訳にはいかないのではないか、市の広報やサイト、市長ツィッターで謝るべきでしょう、というよりやり直すのが本筋だとも思うのですが。)

 

さて、そして、次ですよ;

選挙当時によもや、見直しを公約の一つに掲げているアリーナの件で、それを推進している活動の人から献金を受けていたことと今の決定との関連に関してですが、

「今の決定に関係は無い」

とは言っていましたが、

質問に対してのひとまずの市の答弁が終わった後での長坂さんの質問で「新アリーナを求める会からの請願用紙を見て記載しましたか?」の問いに、、、、、、

「さあて、、急にそう聞かれても、、どうだったかな(苦笑;)・・・書きました。」

と、答えた態度を見て、、、

「嗚呼、これが本当の姿なんだな・・・。」

と思ってしまいました。

また市長選挙期間中の献金に関して、今の計画とは関係が無いと言っても、市長になることを前提に活動していたので、このことは忖度と取られても仕方が無い、と質されていましたが、それはその通りだとしか言えないと思います。

 

怒りで、もし怪力だったら握っていたボールペンへし折っただろうし、手にしていた「一般質問通告一覧表」のレジュメの一部をぐしゃぐしゃに握りつぶしてしまった。勿論顔は怒っていて向こう側(市長さん初め市役所の皆さんが座っている席)を見ていたのが分かったでしょうかね。

傍聴席からも他にも市長さんがすぐには答えられない場面などを見てざわめきも起こったりもしました。

長坂議員の質問が終わったら、傍聴に見えていた殆どの方が退席されたのですが、私はレジュメの最後のの質問に、自分としては関心がある環境への取組に関しての内容も見たので、ここまでは聞いておこう、と残ることにしました。

 

19星野隆輝議員

豊橋市スマートシティ推進方針のことや企業価値と労働環境について、そして、

不登校児童生徒への支援とフリースクールとの連携についての質問がありました。

これに対して市からの答弁(教育部や教育長さん)は、

一人一人を大切にした支援を行い、教員同士の連携を行う、スクールカウンセラーと繋ぎ家庭との連携も計る、というものでした。

これに対して、議員からは連携のネットワークの点検も必要ではないか、とのことや、学校外でのフリースクールとの連携の必要性、(不登校生の)保護者が一人で抱え込まないこと、例えば、生徒各自のタブレットで朝の様子はどうなのかとか、表情とかで変化の把握を行って不登校の予防に努めることも出来るのでは無いか、と言ったような(確か)質問も出されていました。

*令和3年に不登校などの相談方法についてのリーフレットが市では配布されているそうです。

 

20宍戸秀樹議員

豊橋市における環境への取組について、食品ロス削減、市民への環境配慮行動を促す取組についてや、生物多様性に対する外来生物対策、野焼きの課題についての質問がありました。

事業系食品ロスアンケートの結果では、食品ロスでは、令和元年度一日当たり 製造で36㌧、卸しで1㌧、小売りで25㌧、外食で7㌧、合わせて計69㌧出るそうです。

生ゴミのリサイクル(バイオ発電)は一日当たり59㌧可能な中令和2年度47㌧の稼働があるそうですが主なのは家庭ゴミ。

市としてはロスは極力減らし、どうしても出るものはリサイクルすること、市内大学生のロスへの取組への活動も行われているのとのことで(支援するのかな)す。

市民への取組は、脱炭素や家庭での省資源、省エネルギーなどの行動を促すエコファミリー登録を行っているとのこと。白色トレイやペットボトルの回収・リサイクルを。

外来生物に関しては、議員さんの質問はアルゼンチンアリのみに関してであったのに対して、市としてはアルゼンチンアリ、ヒガタアシの駆除に取り組んできたことと、ミシシッピアカミミガメのカゴ罠設置と捕獲固体の安楽死を行うことの駆除方法を準備中であるとのことでした。近年目撃されているヌートリアやアライグマへの解決には至って折らず。ますは駆除は優占種に絞って行っていく模様、

野焼きに関しては、違法であるとの認識不足で行っているケースもあるのだろうです。

と、環境部長の方より答弁がありました。

(不足部分かなりあるかも知れませんがお許しください。)

以上、ここまで聞いて、予算審議に入ったようですが、私は傍聴席から退席、でした。

 

どうにか、、書けました~;