もり~ゆ 野巡りの日々、第3章

身近な場所を始め、自然のことなどを書いていきます。

見守る思い、祈る思い(ご近所の自然観察) 続き

竹林にも見事なテイカさん。

後日この蔓は伐られた模様。

実家近くの森(海上の森ですが)よりも、豊橋テイカカズラの割合が多そうです。

もうマグワの実は殆どが無くなっている。ムクドリのブッフェ会場になったことでしょう・・・。

見事なクチナシの樹。やや離れた場所にも小さめですが樹があります。

こ樹がある一画は、以前は湿地だったのではないか、と思います。

大きい方のS池に来て。

浮き草に混じってイチョウウキゴケが出ていました。

しかし周囲はこんな有様。

ハシボソガラスのまだ巣だったばかりの子どもでしょうか。どこかあどけない。まだ世間を知らない頃だからでしょうね、私のデジカメでも撮影させてくれました。

大人だったらこうも簡単には撮らせてはくれません。構えた様子を見るなりその場から離れて行ってしまう。

ただ、ここカイツブリ子育て可能な場所、脅威とならなければいいのですが。

そして、

久し振りに見るヒシ。画像良く見たらイトトンボの仲間が停まっていました。

ヒシを数えたらこの日は7株確認。無事育てばいいのですが(前の記事でその後の様子を伝えていますが、1株しか残っていない状態でした)。

あれ、どうやら校区中学校の体育祭がこの日だったらしいです。

保護者だった頃、観に行きましたね。決められた場所で遠くから見守っていました。

畑地へ。

マンテマ。

このあたりにはマンテマと、母種とされるシロバナマンテマがあります。そのあたりの記載を、初心者の方も見る通信で厳密にやはり分けるべきだったのか今悩み中です。というか次号で追記という形で着地すると思います。

野鳥で言えば、ウソとアカウソの関係に近いかな。この辺こだわる人はこだわるよね。

ケリは姿は1羽確認、声は2羽。今年の調査対象。子育てして欲しいけれど、脅かしてしまうような深追いはしないでおきたい。

締めくくりもテイカさんで。

フィールド歴が重なる度、そして近年の傾向(自然環境が実際にはあまり重視されていない傾向)を見る度、「見守る」しか出来ない歯がゆさと「祈る思い」が強くなる一方のこの頃。

この日の出来事は、正にそんなテーマがちりばめられた時となったのでした。