もり~ゆ 野巡りの日々、第3章

身近な場所を始め、自然のことなどを書いていきます。

エビデンスを馬鹿にするな

*ここで内容公にするかどうかは分かりませんが、とある件でのダメージがきつくてここ数日は普段の日常こなすのが精一杯でした。

或る意味日本の環境面での意識は劣化したかもしれない、、、、、。

少しずつ、立て直しています。

 

*コロナ感染対策への疑問やオーガニックを進める理由付けとして、危険や不安を過度に煽る情報に対して、論文やデータ等エビデンス(根拠)に基づいた検証がなされてきています。不安視されている数々のことを客観的に見る上でエビデンスは重要です。勿論一つだけではなく、複数見て判断することも大切です。

しかし、、不確か言説を言いつのる動きからは、今度はそのエビデンスや専門家の見解を揶揄したり軽視する言説が飛び交う様に。色々、頭痛いですね。

様々なところで、データや論文、判断材料とする証拠などは重視されてきています。

 

・自然環境保護保全の動きでもエビデンスは必要。

自然を観察するだけなら「楽しさ」や「感動」だけでもいいですが(それでもきちんと正しい情報を伝える努力は大切です!)、その場の自然を残すための様々な活動をしなければならなくなった時、感情だけで訴えてもなかなか行政などには理解してもらえないことがあります。

その場の自然がどんなところで、何が大事なのか、確認された生物種などのデータや分布などの記録を取って根拠を示していくことが重要になってきます。

様々な資料、そして生物確認種の写真、場合によっては生物の標本資料も重要になります。

標本、自然観察屋さんの中には抵抗ある人も見えるかも(私も全くないと言えば、、嘘になるかな;)。また、標本があるからその場所の自然が守られるか、と言えば、残念ながらそうとは言えない面もあります。利害関係や世論が充分でなければ記録だけ残して開発されてしまうケースもあるだろうから・・・。

しかし、標本(しっかりした)を残すことは、後々のその生き物の研究に役立てられたり、復元の時に役に立つことがあるそうです。

*最初に自然を教えていただいた方は標本=自然保護、には懐疑は持たれてもいたけれど、標本の意義自体は認めていたと思います。

*私ですが「標本なんて~!」とは思ってないです。自分が多分はあまり作ったりはしないんじゃないかな、なだけ。ボランティアで標本の整理は頑張ります!

近年はDNAを標本から採取して研究解明に当てることもあるそうです。

しっかりした研究は保全にも役に立つ。

それから自然や生物学でも研究の方などが書かれる「論文」もあります。

マチュアである私が書くのは説得力無いかも;ですが、証拠立てた論文を発表、そして様々な角度からの検証や反論を経るのを「査読」というのかな、があって認められると、その論文は信頼できる、と言うことらしいです(これは次のリンクやコロナ関連での医師などのかたのSNS発信で論文というものの意味について知ったのでした。まだ分かりきっていないところもきっとあるよ;)

勿論、自然観察の普及には各人の感性や感情も大事にしたいけれど、サイエンスも合わせて行っていく、両輪であることが肝心なのかな。

 

・医学や健康面では勿論。

さて、多くの人々の健康や命を守るための医学などでは勿論のこと、感情やイデオロギーではいけないのは明白ですね。

医学などの関連で、一般の人が信頼できる情報を見極めるのにはこちらがお薦めです。

jp.quora.com最近、過度なオーガニック信仰によって、発達障害の改善が出来るか否か、農薬摂取=発達障害になるかどうかに関しては、こちらをどうぞ。

agrifact.jp

news.yahoo.co.jp前に記事を紹介しました、間宮俊賢さんの連載に寄れば、本当にオーガニックを進めるのなら多角的な方向でその整合性をみていくこと例えば自然生態系との関わりとかが必要であるし、発達障害へアクセスするなら、その方向の医学支援や何よりも障害者当事者に寄り添ってくものでなければならないとあります。

オーガニックをそうした面で主張する人にはそんな観点があるのでしょうか?(あのU医師は論外ですよ。)

 

・科学にも限界はあるけれど、だからといって非科学的な言説への正統化材料にはならない。

勿論、科学すべてが万能で正しい、とは時には言い切れない面もあるでしょう。中には国などの思惑で左右されてしまうケースもあるとは思います。

でもだからこそ様々な検証や反論というプロセスもあるのだと思います。

また、世間に出回っている不確か情報やデマなどの非科学を正当化する理由になんてならないんですが。

コロナ禍の医療逼迫して経済も打撃を受けざるを得ないこの状況、陰謀論のかたが言うように、国や医療が得をしているなんて、世界中見回してもどっこにも無さそうなんですが。

さて、上のリンク記事なども見た上で、貴方は今度の下のこの言説についてどう思われますか?

勿論反論のための根拠となる科学的事実の提示はありません。

このような方が各方面で持ち上げられている、それこそ盲信されている現状には残念以上に危うさも感じています。他にも色んな方が見えますが。

kinchangenki.hatenablog.com

コロナのオミクロン感染者増加によって、死者数はデルタ株の時よりも増加した事が分かりました。

直接の知り合いではないですが、一度お会いしたことのある方も罹患されて自宅療養であることをオープンにされました。回復を願っています。

誰が罹ってもおかしくない状況です。

そして、誰でもなり得る今、むやみな差別はやめましょう。

ましてやわざわざ一昔のような「うつし合い」なんて恐ろしい事(それで死者も出たそうですよ(怒)言うなら誰にも迷惑はかけず自身で罹ってみて体験したらええんじゃ→かなりとんでもない事を言っていると自覚していますが)は本当にナンセンスというか危険極まりないのでしないでください。後遺症リスクだってあるのだから。