11月27日のご近所巡りの様子です。
曇りの、ちょっと冷え込んだ日でした。
咲き始めにしてはまぁまぁ綺麗なヤブツバキです。
いつもなら、12月始めがこのくらいじゃないかなぁ?ナンキンハゼの紅葉です。
各調整池土手周辺の草刈りの時期だったようです。
騒音のためか、N池のカモたちは奥の樹やヨシの影に。
今年通信番外編で特集したタブノキ。次の年の冬芽が。来春は花の咲き具合はどうだろう?今年は沢山咲き、実も豊作でした。
常緑樹が多い豊橋南部ですが、それでも黄葉・紅葉はあります!こちらはエノキの黄葉。
ハクセキレイの方が多いけれど、まだ健在。
グミの花の香りはスパイシーな甘さですね。マルバグミも同じような香りです。アロマに出来ないのかなぁ?
近所では、虫食いで赤くなったのしか見たことがなかったイヌビワ。これは黒くなっているので熟した雌株の「花というか実」だよね?
豊橋公園では確か6月辺りに見た気がするけど・・・。
試しに一つ口にしてみたら、うん、ほのかに甘かったです。
スダジイここでは豊作かな。どんぐり実なり状況、更新しなきゃ。
鈴なりの実が見られていた場所が、イヌマキ生け垣共にすっかり伐採されてしまいました。近所に普通にこうしたツルウメモドキなどの植物が見られるようでいて欲しいです。
この日全体、カモの入りがぱっとしないのと、ツグミがもうすぐ12月になると言うのに、一向に姿も声もないのが気になりました。
アキアカネは2頭ほど、、もうそろそろ終盤かな。
(ツグミはその後、29日にお隣町(近所の境目)と、翌30日に玄関で声を確認しました。)
*この日もいつもお話しして下さる農家の方にお会いして、様々な事をお聞きすることが出来ました。
スギナは抜いてもすぐ生える、と言う話から、白菜がコナガにやられたこと、稲作は、ウンカにやられると壊滅的になってしまうので、箱苗の内に農薬がいること(これにあのネオニコチノイドも入るらしい→代わりの薬になっているとか)、以前は火入れと言って畦で刈った草を焼くので中の害虫も駆除できていたが今ではそれが出来なくなったこと、竹と林の問題(竹は木を枯らす、大きな木は残るが様々な要因で伐らなければ行けなくなってしまう)など・・・。
以前は、竹を利用したり、適宜に薪として木の枝などを伐っていたことである程度の大きさに樹を保っていたことなど、以前は人が自然と適度に関わっていた農のあり方が近代化で変わってしまったことで、今様々な生態系の低下や関わりのあり方の歪みが出来てしまったのだろうか、と思わされたお話しでした。
こうしたお話しを聴けることは大事なことだと思います。
ただ、切なくなりますが。課題は大きいし、解決の道のりはどうなのかも。でも自然観察会開催だけでは聴けないこうした事を知らないことには何も動けないのかも知れません。
これまでの世帯で運営する農業のあり方は、現代では維持できなくなっているのではとも思えます(跡を継ぐ人がいない、高齢化など)。
新聞で見たような、空き耕作地に作物を作って収益を上げる会社組織みたいな形を作って、循環型の農業を行うなどの道があると良いのになぁ、とも思います。
別記事で伺った話の一部を取り上げてみる予定です。