それぞれに良さがあり、森の中を楽しむことが出来、深くお付き合いできればその奥深さが更に分かりそうな場所。
尤もこのところ、一人では奥深い場所まではなかなか行けないのがジレンマです。
それぞれの共通点、違うところを書いてみます。
アクセス
両場所とも、電車で一人で行けて、一人でも行ける範囲は狭まるけれどそこそこ楽しめる場所というのがまず共通点。
海上の森はJR岡崎まで出て、愛知環状鉄道乗り換え。片道2時間。
かかる時間は同じくらいですが、交通費は海上の森の方がかかります;
魅力
何と言っても雑木林そのものの美しさ!です。
綺麗な川の流れがあるところですね。
共通する植物
他にもアカシデ、コバノガマズミ、オオカメノキなど多数。
違う植物
地域固有の植物
海上の森
周伊勢湾要素の湿地植物群が見られるところ。
奥三河・遠州に特有の植物が見られるのかな(不勉強です;済みません;)。
愛知県民の森の方がちょっとより山地に適した植物が見られるといった感じです。
面の木でも見たフサザクラや、イヌシデ、ミズメ、昔日本が塚山でも出会ったヤマグルマ、なんかがありますね。しかしツクバネガシやツブラジイなどカシ類もあるので中途半端な感じもしないでもない;
あとは成り立ち上やむを得ない面もあるのですが、見本林など人為的な要素があったりするので歩きやすい川沿いの平地などはその分自然味にはやや欠ける部分はあるでしょう。
海上の森の方がやはり里に近いという感じなのかな。
しかしそれでもオオカメノキの花が咲いたり、ウワミズザクラがあったりして最初の頃感激したことを思えば、やはり海上の森も住宅地にほど近いながら(だから開発の危機があったのですが)これだけ残っていたことは凄いことだと思うのです。何より出会える生きものの数が多く、毎回フィールドノートが一杯になることでもそれを実感します。
かつては人ももう少し住んでいて、人の営みもあったのですが、現代の人為的な改変はあまり見られないであります。
愛知県民の森はまだお付き合いが10年ちょっとと浅いので分からない部分が多いのですが、海上の森の心配はやはり生物多様性の低下かな、、既にあのチョウには会えなくなって久しいです・・・。
とはいえどちらも歩ける範囲だけでも森と自然を楽しめて、見られる植物・鳥・虫などの出会いもあり、命の洗濯の場所でもあります。
二つの森とのお付き合いが今後も出来ればと思っています。
愛知県民の森は、まだ子どもが小さかった頃、私とだけで電車で(車で遠くまで行けないため)行けて川遊びが楽しめる場所として最適地だったので、行き始めたのでした。
(モリトピアでレストランや何かあれば人が常駐している施設があることも要因としては大きい。)
海上の森は自然観察会に参加したことが始まり・・・。
ということで、次は・・・。