もり~ゆ 野巡りの日々、第3章

身近な場所を始め、自然のことなどを書いていきます。

530のまち環境フェスタ講演会参加ほか

*今日はもの凄くブログの更新件数が多いので、驚かれるかも(苦笑);

 

11月6日、豊橋総合動植物公園で表題の環境イベントが開催されました。ほぼ毎年このテーマで開催しているようです。午後から自然史博物館で開催の講演会に行ってきました。駐車場、従来の場所が既に満車で、かなり離れた臨時駐車場で停めてから園内に向かいましたよ;

オープニングの講演こそは聴けませんでしたが、午後からの開催には間に合いました。

「鳥鳥対談」と「ボルネオ保全プロジェクトの歩みとこれから」聴いて良かったです。
「鳥鳥対談」では、豊橋総合動植物公園では、豊橋動植物公園も含む、動物園でのネットワークで絶滅の危機に瀕している生きものの保全を図る取組についても触れられていました。次いで東三河野鳥同好会会員のIさんによる、東三河地域の野鳥たちを取り巻く現状=特に伊良湖でのタカの渡りが減少してきていること、について。神戸どうぶつ王国からは、絶滅のおそれが高まるライチョウの人工繁殖による個体数維持についてのお話しがありました。鳥類の飼育の技術は途絶えることでの危機(いざ、或る生物が滅びそうになったときの最終手段がなくなる)もあると聞いてそうなんだ、と眼から鱗でした。因みに豊橋総合動植物公園では野鳥の繁殖技術を確立させているところでもあります。
 旭山動物園によるボルネオ保全プロジェクトについては、ボルネオでのゾウの保護、パームヤシ畑に入り込んで捕獲された象の受け入れを行っていますが、受け入れの数がどんどん増えるけれど元に還す先の環境場所確保はどうなるのかな?森林を切り開いていいるパームヤシ畑を今後どうしたらいいのかなど、、質問すれば良かったかなぁ(気が弱い;)
 豊橋市街地で課題になっているムクドリの街中侵出や、北海道でのヒグマが市街地に現れるなど、自然を取り戻すことで現れる、人間に都合の良い生きもの・悪い生きものとして見なすことは、本来出来ない話というのには納得しますが、共に良い方法を探っていくというのが課題でもありますね。また、特定の生きものに限らず生物全般、危機が迫っているというのは心配です。
 講演会後外に出たら雨、外のイベントブース会場見てみたらもうお店じまい間際でした。
 豊橋で今回の企画があったのは良かったです。講演内容が今回良かったのは、前動物園長さんのプロデュースに寄ることも大きいのでしょう。以前は私毒吐いてなかったっけ?だって魚のつかみ取りばかりが市の担当者アピールしていて、一体何?と思ったもの。今回それはなかったかな。今後も実のある環境テーマを望みます。 
この日は何人か知り合いの方々ともお会いできました。