もり~ゆ 野巡りの日々、第3章

身近な場所を始め、自然のことなどを書いていきます。

思いもかけない場所で(ご近所の自然観察) 続き

小さい方のS池に来ました。

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キンミズヒキが今年も無事咲きました。

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イヌタデが出始めて、目立つようになると晩秋になってきますね。

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カナムグラの雄花。

雄花は細かい。葉っぱはクズの葉などに隠れてしまう。

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以前はもっとあったのになぁ・・・。

カラスウリ。以前は町内にもう少し蔓と赤い実が見られたのですが、少なくなったと思います。残っていて欲しいです。

宮澤賢治の「銀河鉄道の夜」でカムパネルラ達がこれで灯りを作ったんだよ。

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マメアサガオ

前の週(9月24日)にいた、U大池でのカイツブリの雛、この日は1羽の雛だけがいて、しきりに誰かを呼んでいました・・・親を捜しているのかな?無事合流できると良いのですが。

子供が生まれても、無事大きくなるのはごく限られた者になる、、自然界は厳しいし、外来種などの脅威もある、どうか負けないで欲しいですが。

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咲き出したセイタカアワダチソウ

花穂が段々黄色く色づいて、咲き出したときは明るい黄色になるのでだいたい分かりますね。今年開花はちょっぴり早いかな。

以前、園児だったYu-Yuの運動会練習の様子を外から見守っていた頃、そばでこのセイタカアワダチソウが咲き出したのを見つけてその年の生物暦の記録としたこともありました。

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クサネム

さて、戻りの道ですが、ちょっとトノサマガエルがいないかどうかが気になり、側溝沿いの道に寄ってみたのでした。トノサマガエルはもういなかったのですが、、

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今回は上手くは撮れなかったので、種名は分かりませんが、イトトンボが。

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どうやら産卵期なのか、雄雌の番で数組が側溝内で飛び回ったり停止していたりしていました。

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側溝内の藻もある溜まった水たまりという、人工的なこの場所が、もしかしたらこのイトトンボ類の命をつなぐ場所なのかな?

以前は近所にもっとイトトンボ類は沢山いたよ~、この頃はいなくなったね~、と義母が話していました。まだ、気をつければ見ることはできますが。

湿地的な環境が減って、どこか似ているこの場所が生息の要の場所なのでしょうか。おもかけない場所での出来事でした。