もり~ゆ 野巡りの日々、第3章

身近な場所を始め、自然のことなどを書いていきます。

豊橋市自然史博物館特別企画展 地球は昆虫であふれている(9月5日で終了)

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開催期間中に書いた方が良かったけど・・・。

本当は去年開催予定でしたが、コロナ禍により中止に。しかし今年2021年7月9日~9月5日に無事開催されました。

私は、2度ほど見る機会がありました。

昆虫の地球での誕生から進化について、そして生きるために体を変化させたり、同じ種でも住む島などによって翅の色を変えたチョウ、餌が豊富にある・無い所によって、同種との戦闘のための能力か、移動させるための能力どちらかを特化させたカブトムシなどを、古代の化石、そして標本の展示で紹介していました。

 

ナナフシの様々な姿や、シジミチョウの仲間の緑のきらめく翅が素敵ですね。生きている姿を見てみたくなる。

 

毒を持つチョウに姿を似せることで外敵から食べられないようにするチョウ(擬態)の見分けはなかなか分からなかったですよ~~。

 

そして展示は愛知県、そして東三河豊橋や渥美の昆虫事情についても。

いつも行く豊橋公園の屋敷と池があった場所に、今は絶滅してしまったゲンゴロウの仲間の体の一部が見つかったことや、今見られるトンボの種数は以前の半数になってしまった衝撃なども。

展示の中のメッセージでも、昆虫の絶滅数が増えることが予測されていて、将来が心配されます。

 

展示はもっと時間かけて見たかった気もしますね(2回目はじっくり観たけれど)。内容を復習のため上に載せた画像の展示解説書も読みましたよ。

今回内容にとても力を入れていることが分かりました。

豊橋自然史博物館で学芸員Hさんが行ってきた研究の紹介も載っています。

そうそう、三河地域ではミカワオサムシ、黒色の者が見られるとのことです。

近所で拾ったこの方もそうでした。

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一般?のタイプはこんな感じ。

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田原蔵王山で。

特別企画展に因んだ講座「昆虫がヤバイ」を聴きたかったのですが、申込みが既に定員になってしまった、、、ですがこれもコロナの緊急事態宣言で中止になってしまったようです。残念;