気落ちした4月10日の翌日、4月11日。
葦毛湿原の探鳥会に出かけたのでした。
東三河野鳥同好会主催。
ただ、出発が遅れて30分の遅刻なり~(汗;)
着いたら駐車場は満杯、お隣の混雑時に使う駐車場へ。
探鳥会の方も参加者さん達で賑わっていました。早速Fさんよりお手伝い依頼がありました。
今回鳥を見ると言うよりも、コース内の植物を見ると言った感じだったかも。
あ、長尾池でカイツブリを見ましたね。
タブノキの、赤い新芽が綺麗だね~、と言う話題になりました。
Fさんより、芽は紫外線に弱いので、赤い色素で芽を守る仕組みになっているのだとか。これは、毛で覆ったりする仕組みもやはり紫外線対策らしいです。
近所でも今年は早かったのですが、葦毛でも「早いね~、いつもならキビタキが渡ってきたあとに咲くのに」とのことです。
この日キビタキはまだ来ていませんでした。
*近所ではここ数年は4月中旬頃いつもなら咲くのですが、今年は9日でした。
湿原入り口の、「水田復元」とあった場所については、稲作をするわけではないとのこと。水辺の生きものが戻ってくるといいな、とのことでした。
何と。
アズキナシの樹があり、花が丁度満開となっているのが遠目で分かりました。アズキナシだとは同行の葦毛に詳しい方から教えていただきました。
今まですぐそばにありながら気がつかなかったですね・・・。
でもこんなに花が咲いている様子見るのは初めてかも。
この時期あまり来なかったしね~~。湿原復元作業によって日光が入ったことも大きいのでしょうか?
この時は、参加者さんの後尾にいて動きに合わせていたため、近寄って見ることはできませんでした。
今年の春の早さは、北国みたい、とのこと(Fさんより)。
湿原ではヤマガラの動きを観察していました。
戻りの道で。
森の中の脇道を歩くとき、
「この雰囲気いいね~」「こんな感じ大好き~!」という参加者さんの感想が。
そして、
「わぁ~この花なんですか~?」と質問が。
「これはメギって言うんですよ。」
と答えたら、、
「そうねんですね、葉っぱの形が面白い!!マンガの吹き出しみたいで!」
とのこと!
こんな見方も出来るんですね。
確かに、沢山お喋りしているみたい。
観察会や探鳥会の楽しさは、このようなやりとりがあることですね。
案内側が一方的に説明するだけなのではなく、参加者の方の反応や感想が聞けること。それによって新たな気付きがある。
その相方向なやりとりが良いのです。
今回、森の素敵さや木々の葉の形の面白さを感じる声が聞けたこと、
自分はそうした観察会がしたかったんだな~、と気づいたときでもありました。
(勿論名前の正しさや科学的な正しさなどは伝えつつも、でも感じることや感性もやはり大事。)
ここでもフジが。
このところFacebookグループ呼びかけも功を奏して、多くのかたの参加者さんが、しかも親子連れや若い方の参加が多いようで、良いですね。
人手不足になりがちとのことでまた手伝ってくださいとのことでした。
時間が取れたらお手伝いに行きましょう。
*で、あのアズキナシがとても気になったのです(海上の森には結局今月は3日限りになりそうですし)。