もり~ゆ 野巡りの日々、第3章

身近な場所を始め、自然のことなどを書いていきます。

春が来るの、早い;田原蔵王山で。

3月6日に、出かけた田原蔵王山

冬鳥いないかな~、というのと、定期的に登っておかないと体力や足の力が落ちてしまいかねないから;

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権現の森に以前はあった木製の「門」が、老朽化かなにかで撤去されていて、それを復活させたいので寄付を募っていたのでした。

頂上の展望台に着いたら、順調に寄付は集まっている様子がお知らせでありました。

石段~やや登り甲斐のある山道を上がり、中腹の休憩所について広場を見回したら!

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えっ!もう一面に咲いているの!?

薄紫色のお花畑が目に飛び込んできた・・・。

もうナガバタチツボスミレが咲き出していたのですね!!この状態は早い!!

一時期花が見られなくなっていたのですが、復活したのですね。

他にはセントウソウが咲いていました。

ここは早く咲く場所のようで、他の場所はまだナガバタチツボスミレの花は見られませんでした。それでも季節の進みは早い・・・。

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植栽でしょうね、アセビ

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今年のタイミングはいつ?

ヤマザクラ大木です。去年は花のタイミングを逃してしまいましたが・・・。

去年の感じ(去年も早めでした)をにらんで早めに来た方が良いですね。

中央下のウメは花が早くも終わったようです(通りすがりの人より)。

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映えます、が。

どなたかがここに落ちたヤブツバキの花を配置したのでしょうネ。

ヤブツバキの花は山登りの時に遊びの材料にここでは良くされるようです。

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コウヤボウキ芽だし。

昔の観察会で「ネクタイピンみたい」と話した人がいたことを思い出します。

宮沢賢治さんは詩の中でカラマツの新芽を「ネクタイピンに欲しいくらい」と話していましたが。

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これから実るのか?それとも不十分だったのか?

ヤブコウジ。今シーズンは赤い実があまり見つからなかったので。

こんなちっちゃな実・・・。

頂上すこし前の樹の上に、エナガがいました。2羽なので夫婦かな?

じぃ~~っ、と見ていると1羽が近くの樹にやってきて、ジュリジュリ言いながらこちらを見ている\(^0^)/。近くで見ると改めてその小ささが分かる~。

デジカメ撮影したくなりそうでしたが、カメラを構えると逃げ出しそうで、それはやめました。

方やもう1羽は羽毛をくわえていた!!巣作りを始めるんですね、良い巣を作って子育てできると良いね、天敵に見つからない場所で・・・。

・・・・・ということは?近くに来た1羽は私を偵察に来たのかも知れない;;ですね。脅かさなくて(カメラ出さなくて)良かったと思う。

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シナモンの香りがします。

ヤシャブシの樹です。種名は続きの方で。緑色に見えるぶら下がっているのは雄花。何も知らずにこの雄花が地面に落ちているのを見ると「毛虫みたい;」と思ってしまいますね。

この雄花の香りがシナモンのようなのです。

雄花を拾って持ち帰り、パソコン前に置いていたら・・・花粉が出てきて黄色い粉だらけに(汗;)

頂上の展望台、ランチメニューはやっていなくて、パック詰めの焼きそばやサンドイッチなどの軽食販売になっていました。緊急事態宣言下でのコロナ対応とのこと。

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展望台から降りるときに。こちらは太平洋表浜側。

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こちらは三河湾側。

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船か何かかな?

写真家のいがりまさしさんが、以前ここの頂上から三河湾の風景と笛の演奏でのライブ配信を行ったこともあります。

続きます。