宮沢賢治さんは農作業で(教師の仕事を辞めて、農家の人のために働くことを決意したのでした)、当時は珍しかった黄色いトマトも栽培していて、廻りから変わり者扱いされていたそうです。
物語にも「黄色のトマト」があります。
しかし今では黄色いトマト=主にミニトマトですが、は普通にスーパーに出ている世の中になっていますよ。
そればかりか、今ではオレンジや緑、黒色なんてものも。
子どもの頃はこんなにカラフルなトマトが出るなんて予想しなかった・・・。
何と、色によって有効成分がそれぞれ違うのですね~。
私が子どもだった頃、ミニトマト自体が珍しかったのですが、賢治さんの頃からあるにはあったみたいですね。レッドチェリー種、が物語りに出てきます。
一方で当時主流であったポンテローザは、所謂「青臭いトマト」で、形もごつごつして出荷には不都合だったからなのか、今ではあまり見かけなくなったようです。
検索すると、懐かしがって栽培を復活させた方のブログ記事なんかも見つかったりします。
賢治さんはハイカラだったのです。