もり~ゆ 野巡りの日々、第3章

身近な場所を始め、自然のことなどを書いていきます。

今年は実の成り全般的に良いのかな?(ご近所の自然観察) 続き

どうやら今季は実の成り具合、全般に近所では良いようです。

ただ、センニンソウは近所では綺麗な綿毛には成らないことが多い。それに今年は1箇所しか花が咲かなかった、、随分季節外れな時まで咲いていましたが、もう11月下旬だからねぇ、、

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実になりかけ。さすがにもう、11月だから・・・。

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ららら~~~;

っっって、まだ頑張ってるの~~!?

 

今年、実の成りで例外だった、というのか全く実が皆無だったのはタブノキです。何しろ近所ではどのタブノキも花が全く無かったから・・・。葉だけでは特徴がないその樹も、実は愛嬌があって、チャームポイントなのに。この実も好きなムクドリ達もちょっとがっかりかもね。

あまり気にする人がいない?タブノキの動きにも、私は気にかけていようと思います。

 

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イヌホオズキの仲間かな。

凄い実です。アメリイヌホオズキの方かも知れません。

コースはU大池まで来ました。

この日カモたちは多くは無いながらもそれぞれの池にいたし、U大池にホシハジロも来ていました。1羽だけですけどね。

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ポラーノの広場のつめくさの灯り、はこの花!

そのU大池そばの公園で咲いていた季節外れのシロツメクサ。誰かがちぎったのを手に日してみた所。

宮沢賢治の童話の話を度々書くこの所ですが、童話「ポラーノの広場」への道しるべとして「つめくさの灯り」が登場し、その花に書かれた数字を数えて、特定の合計数が出たところがポラーノの広場になる、という話でした。ツメクサ、と言うと、ナデシコ科のツメクサもあり、手にした角川文庫の表紙絵には、そちらの方らしい絵があったのですが、

「小さな円いぼんぼりのような」とか、

「一々のあかしは小さな白い蛾のかたちのあかし(灯り)からできて」

とあるので、やはり外来種シロツメクサのことですね。でも、花の一つ一つに算用数字のような模様は見られないのですが・・・。

敢えて言うなら、萼部分がそう見えないこともないかな・・・。

シロツメクサは明治時代に広がったようなので、賢治の頃の大正~昭和の頃には既に見られたでしょうから、物語に出てくる唯一の?外来植物ということになりますね。

と、、話が長くなりました。

 

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新たにマット状の場所・・・。

S池(大きい方)とU大池の間の道の脇の空き地に、、また、、新たなメリケントキンソウが、しかもマット状に発生していました・・・。

2期、抜き取りやってみたのですが、作業ははかどらず、そしてかけた労力の割りには報われないどころか、、むしろ勢力広げる様子も見られているので、今季は抜き取りは断念するかもしれません。一人で行うことは無理な相手だと思われるのです。

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1本あるアラカシ大木は、今年も沢山のどんぐりを落としました。

そばの広場では子どもサッカーチームが練習していました。休日ならではの光景。

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この色づき始めの様子も良いな。

サネカズラの、紅くなる前の淡い色合い。

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ツルグミ花付きが良いですね。

ツルグミの蔓がこんなところにもあったんだ、とは花が咲いて分かりました。スパイシーな甘さの香り。

 

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ここにもあった、ツルウメモドキ

 

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530のまち、、じゃないよな~~~(怒)

毎回、歩くとゴミのない日なんて皆無。わざと固めて空き缶捨ててあったり、どういうことなんでしょうね。豊橋は530の街なんて誇れたりは決してできないのじゃないかな。シンガポール並みの罰則化希望。

生き物の営みを見るに付け、人のこうした所業にはげんなりさせられる、、。

 

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 そんな帰り道、途中の雨降りが上がったりしたこの天気の中、虹が出てきたのでした。