もり~ゆ 野巡りの日々、第3章

身近な場所を始め、自然のことなどを書いていきます。

久屋大通公園の変化に思うことは・・・。

理由があって、名古屋市は栄まで出ていました。

栄えと言えば、久屋大通公園

2年前、尾張にいた頃からの鳥の先輩であるTさんと歩いた場所です。ここが変わるので、その前の姿を見て置いて欲しい、ということでした。

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2018年6月15日の久屋大通公園

当時はケヤキなど樹木が沢山あって、お昼は休憩に訪れたオフィスに働く人がお弁当を広げながら憩う姿がありました。

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スミレ

都市のど真ん中なので、植栽の樹や草以外に無さそうなイメージとは違い、このように野生のものと思われるスミレやチチコグサの仲間、ヤブガラシなども見られました。

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ハシブトガラスの幼鳥



当時近くまで寄っても逃げなかった、ハシブトガラスの子ども。Tさんが、私がスマホ撮影の際、「ハイ、笑って!」とお茶目に声をかけていたことを思い出します(笑)!

人との軋轢などがあると思うので、ハシブトガラスは歓迎されない向きもあるのかも知れませんが・・・。

その久屋大通公園が、、、

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現在の様子。

こんな風になっていた・・・。

 

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タワーホテル名古屋からの眺め。(テレビ搭)

 

 

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事前に「街のようになった」と聞かされていたのですが、確かに、公園と言うよりは店が並ぶ新たな街と言った感じになっていました。

大分樹は伐採された事でしょう・・・。

アスファルト面が多くなりました。

お店はおしゃれそうなカフェやメーカーなどで、多くの人が賑わっていました、、、、、なんだか、今のご時世、良いような悪いような;

こうした変化を歓迎する人は多いのでしょう。

しかし一方で、無機質な感じになってしまったのも否めない。

ここから帰りの電車に乗る名古屋駅までタクシーに乗った窓から、近い場所で、元の久屋大通公園のような緑の木々の多い公園が見えると、ほっとした気持ちになったのでした。

 

賑わいのある場所やおしゃれなお店などがある場所はあって良い。

だけど何から何まで、どこまでもそんな場所にしてしまう必要はないし、一過性になってしまう恐れもあります。

賑やかな動の空間の一方で、目には見えないけれど心豊かに過ごせる緑のある静の空間、ほっとできたり、ぼ~っと過ごせたり、ちょっと草花遊びや落ち葉拾いも出来るような、そして鳥や虫などの生き物たちと一緒に過ごせるオアシスのような、持続的な場所を大事にして欲しいし、そこでの過ごし方が文化になるような暮らしであって欲しいです。

豊橋はその面ではそうした空間があるので、そこを大切にした街作りであって欲しいです。

 

*当日はマスクは勿論!消毒アルコールも携帯、名鉄は特別車両で指定席でした。