今回も豊橋公園。6月18日。
この日は市街地に諸用事があり、実に4か月ぶりに電車・路面電車に乗って出かけたのでした。
用事を済ませた後、豊橋公園を一回り。
だけどこの日も梅雨期の雨まっただ中・・・。
自然観察屋さん的には面白い光景だけれども、一番古いそして「野面積み」と呼ばれるこの石垣保存のためには草木が生えた状態は良くないらしいです。
新聞には別の場所での草木の撤去が報道されていましたが、こちらが先だと思うのだけど・・・。
あいにくの雨だけれど、こんな天気だからこそ観察しやすい生き物が。
そう、カニですよ。
実は、石垣から顔を覗かせているカニさん達、目があったりするとすぐに石垣隙間に隠れてしまうのです。持ってきた双眼鏡で見たり、カメラはズームで焦点を合わせて撮ったり。
場所と体の色合いから大旨アカテガニじゃないかなぁ・・・。
アカテガニは何故か水のそばには行かないようです(産卵期は別らしい)。
こちらは川沿いで。
潮が引いていればチゴガニが現れたのでしょう、でも雨でもあり、姿は見られませんでした。
大分子房が大きくなってきました。やがてクルミの実になります。
雨脚が強くなってきた中、餌探しに余念がないようでした。
新聞に載っていた、草木が除かれた石垣は、、、ここです。
テイカカズラやタンキリマメなどが覆っていて、良く観察場所の一つになっていたのですが・・・。
石垣保存のために除かれる様子が写真付きで載っていました。
分かるのですが、切ない気持ちも。
石垣保存と過ぎない除草などの管理との兼ね合いを望みたいと思っています。
まだ蕾もあったようです。綺麗な時期を過ぎていましたが、今年も花に会うことが出来ました。