このシリーズ、約束通り書ききります!
豊橋公園の自然を見てきたのですが、四季を通して様々な花を見ることができます。
全ては載せ切れていませんが、公園内で見られる、植栽のもの、自生のものの木や草の花をここで3回に分けてご紹介。
公園内と周辺のものも含んでいます。
まずは早春から春~
中国原産のマンサクで、黄色いリボンのような花が咲くとぱっと明るくなる感じになります。
こちらはシナマンサクよりも一回り花が小さい日本産のマンサク。ここのは植えたものだと思います。
春に「まず咲く」から「マンサク」になったと言われています。
愛知当たりでは自生のマンサクは病気で大分枯れてしまったらしいです。
公園の石垣や草地などに咲くスミレ。本来ならもう少し里山などに見られるのですが、市街地中心地の公園に健在なのは驚くべき事だと思います。そんな姿を今後も見られるようにして欲しいと思っています。
自生ですね。太平洋側の野生ツバキ。日本海側はユキツバキになります。所が豊橋公園には、両者の中間型であるユキバタツバキもあります。恐らく植栽ですが。どこにあるか分かるでしょうか??
自生は渥美半島以南。伊勢神宮でも何本かありました。常緑のモクレンの仲間。
公園内ではなく、公園から出た沖野と呼ばれるあたりに見られます。でも、路面電車ホームの路線脇で咲いているのを見たこともあるよ!!
皆さん、春の豊橋公園と言えばサクラ=ソメイヨシノ、になることでしょう・・・。
日本産のタンポポ。新たに開発されたりしていない土地に残るタンポポ。近年セイヨウタンポポに置き換わられている所が多い中、豊橋公園ではまだ日本産のこのタンポポが沢山あることも魅力の一つなんですよ!但しセイヨウタンポポとの交雑種も割とあるようです・・・。
渋くて可愛い花です。
市街地に残っているのは昔お城だった場所がそのまま残っているからこそ。
歩兵隊の兵舎があった場でもある名残。脱走者が出ないよう、棘のあるこの樹を生け垣にしたそうです。今は大分見られなくなり、寂しがる年配の方の声も。
春に咲く白い花が綺麗ですが、見るときは大きな棘にご注意!
続きます。