もり~ゆ 野巡りの日々、第3章

身近な場所を始め、自然のことなどを書いていきます。

感謝を~Sさんに捧ぐ

今日届いたお葉書で知りました・・・。

3月に介護施設に入所されている御近況を、ご家族の方から伺ったばかりでした。

Sさんに顔立ちも似ていて、やはり同様に穏和なその方から、最近の様子の写真もスマホで拝見したのでした。

 

人生を長く生きられたので、悲しい旅立ちではなく、大往生だったのではとも思いますが、そしてもし最近お会いできたとしても、もしかしたらもう私を覚えていないかも知れなかったですが、それでも、

やはりもうお会いできないのは淋しいですね。

 

まだ、瀬戸市にいた時代、自然観察指導員講習会を受けて指導員になった際、県の指導員連絡協議会と、地域別の支部に入会したわけですが、その頃は既に今住んでいる豊橋に来ることが決まっていたので、友の会時代から長く付き合いのある実家の地域の尾張支部と、今住んでいるこの地域の支部、2箇所加入しました。

その時、東三河支部の連絡先がSさんで、受付いただいたのと、実際に総会や観察会に参加した折には色々お世話になったのでした。

 

やがて子育て期の一番忙しい頃に入り、なかなか会の催しには参加できなくなった頃、退会されたらしいのですが、もう既にこの世にはいない何人かの方とこの地域の自然の様々な集まりなどを引っ張り、立ち上げてきた方なので、しばらく顧問または名誉会員とされていたようです。

もう少し、ご一緒の時期があれば良かったな、と思います。

 

今も作っている個人通信、当初から送り付けをした中のお一人でしたが(スミマセン;)、折ある毎に感想等のお手紙などを頂いていました。

10年ほど前に来るのは途絶えていましたが、こちらから通信は送り続け、時に手紙も書いていました。

 

定例観察会担当になったとき、降りたとき、そしてここの支部の会を退会した折にもご挨拶の手紙を添えたのですが、それでご家族の方が3月のある日近況伝えに見えたのでした。

 

Sさんへ、

あのときよりも、少しは虫のことが分かってきたと思います(まだまだ分からない虫も多いですが)。

そして今もくまなくは行けていないけれど(車の運転あまりできないので)、あのときよりも東三河の自然のことを知るようにもなりました。

ここ数日気が滅入ることがあったりで、元気を無くしていましたが、また気を取り直して私なりに自然について見たり活動(できる範囲でですが)しようと思います。

気にかけていただいたこと、感謝しています。本当にありがとうございました。

 

*だんだん、色んな出来事が、次から次に思い出されてきて、しんみりしてしまう・・・。

実家にいた時、自然について教えてもらった方のことも知って見えていた。また掛け値無しの優しさがある人であったとも。

当時の東三河、確かに自然保護とかの意識は実家のある尾張・名古屋地域よりは鈍いものの(それは今もか;)、一方でおおらかさもあった気がする。

Sさんも関わりもあった植物で著名な方(既に鬼畜となられている)の自費出版本があるけどそこにも、Sさんのお名前や時に写真があるので、それを読んだりしているこの頃です。

で、読んでて、あの当時、立ち上げた方々はやっぱり気骨がまだあったんだね。

本の中のあの図とか、この図とか、今描ける人いないのでは・・・。また読もう。

 

*読みにくかったり、何のことか分かりにくい部分を手直ししました(12月9日)。