皆さん、サクラはソメイヨシノだけじゃないですよ~~~!!!
これまで巡り会ってきたサクラを集めてみました。
ソメイヨシノの葉っぱでも、塩漬けできます。が、葉っぱを食べるとなると、ソメイヨシノは固くてえぐみもあるのです。オオシマザクラは柔らかくてえぐみもないので使われているんですね。
そして、、
ヤマザクラの後に、山野に咲く野生のサクラ。新城市や瀬戸市あたりに見られます。咲いているときの樹全体はソメイヨシノのような感じがしなくもないですが、しかし優しげな感じです。
これは、10年前に岩手県西和賀町を訪れたとき出会ったのでした。丁字に花の横の姿が似ていると言うことでこの名が。
試験管ブラシみたいな集合花が咲きます。テレビで自然について取り上げていたときこの花を見て、憧れでしたが、後に海上の森で出会えて嬉しかったです!
どうです?日本の山には様々な種類のサクラがあることがおわかり頂けるでしょうか?いえ、まだ私も会えていない野生のサクラ、まだあるんですよ、オオヤマザクラ、マメザクラ、キンキマメザクラ、チョウジザクラ、ミヤマザクラ、シウリザクラ、イヌザクラ・・・。
これからは、サクラの植栽はもう控えて、既にあるサクラを、または山のサクラを愛でるようにしてみては如何でしょう?マナーは勿論守って!
*今年は残念ながら、あまり外には出られないですが・・・。
こんなサクラもありますよ!!
これは、上にあるバラ科のサクラの仲間ではなくて、フサザクラ科という独自の日本固有種です。正確にはサクラの仲間ではないです。
ただ、春先に花びらのない赤い葯が出る様をサクラに例えてこの名が付いたのですね。
なかなかに渋い花です。
皆さん、コロナウイルスが収まって、外に出られるようになったときは、今までとは違った気持ちでサクラのことを考えてみてはいかがでしょうか?
最後にもうひとつだけ書きますね。
「サクラをむやみに植える前に周りを見て欲しい」ということを・・・。