Mさん、ここでいじわるクイズ、次なるターゲットを探す(笑)。
近所や豊橋当たりで生け垣として小さく勢揃いしているイヌマキも、こんなに大きくなるんですね。
ツルコウジ。こうしてみるとヤブコウジの親戚さんだと分かります。
シダの名はとりあえずメモっています。また後で検索してみよう・・・(本当?)。
この当たりではミミズさん(ミミズバイ)はスタンダードなんだね。
ヤマアイの中には、暖冬のためか、花が咲いている者もありました。
「まるで冬の森じゃないみたい」と参加の方から声が。
でも良い森です。
(管理はある程度しているのかも知れません)
今回、これだけはシダの中で覚えました(多分;)。裏のソーラス(胞子)模様が綺麗。チャセンシダの仲間だそうです。チャセンシダの仲間は綺麗な子が多いとMさん話していました。
去年の時はキジノオシダとオオキジノオを覚えたんですよね。
立ち入り禁止の場所。きっと奥には素敵な樹や草、生き物がいるのに違いないとの話題に。でも、立ち入らないで置いた方がいいこともあるよね。
沖縄当たりのサキシマスオウではないよ!!
もう誰が見ても見事な「板根」(板状になっている)ですね!!これほどこの樹でわかりやすいのは初めて見ました。
スダジイの大木ですね。
アカガシでした。
15時になり、解散へ。
Mさんは「もう少し遊んでいく」ということで、銘々解散。私は、移動で参加の方の車に乗せていただいたりしました、感謝です!
お土産は伊勢うどんに。
家に着いたのは夜の8時となりました!!遠いね~~!!
でも楽しかったですね~!!!
Mさんのスタイルは、以前の自然観察会のスタイルを受け継いでいて、それぞれのことは自分でが主で、さばさばですが、中身の観察はじっくり充実した内容、そしてとにかく歩きます。
・・・でも本来そうだよね~~、と。
普段こちらでなじみの植物、こちらにはあるらしいけれど滅多に見ない植物、こちらにはない植物など、色んな暖かい地域の樹木や草、そしてシダ(分からないもの多いけど;)を観察することが出来ました。
「どれがどれだか段々分からなくなってきた~;」という声チラホラ。確かに!
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豊橋に来たばかりの頃、主に落葉広葉樹に親しんで来ていた私にとって、常緑樹は最初はとっつきにくい存在でした;
落葉樹の方が形的にそれぞれ見分けが付きやすかったり、手触り色々であったり、秋の紅葉・黄葉の色合いも違ったりで「分かりやすい」存在ですが、常緑樹は一見同じように見えたりするものが多いですものね;
しかし、、見ていく内に、それぞれの違いが分かってくるようになり、段々親しみが持てるようになってきました。噛めば噛むほど味わいが出てくる、みたいな。
それに「わかりにくい」彼らも花や実の頃はそれぞれに個性を主張し始めるのですよ!
今回であった樹も、図鑑で見ていくと、花や実の姿が面白くて、その頃また出会ってみたいと思いました。
正に、小野木三郎先生が言われるように「お付き合いをして」覚えていくものなんですね!!
それから、今回の森、とても豊かだな、と思いました。常緑樹の森はともすれば、生物多様性に乏しくてあまり好かれないイメージがありますが、今回見た森はそうとは言えないと思います。じっくり見ていないですが、鳥たちも割といそうな感じです。
勿論、里山の自然の重要さも分かるし、管理が全て悪でも善でも無いですね。保全の際にはそれぞれのフィールドで、どんな生態系を守り、残していくのかと言う視点と、里山、そして極相林も共に残していく視点が欲しいですね。
北のブナの森も大好きですが、今回の森も良いですね!日本の色んな森をやはり見ることは大事!
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長くなってしまいましたが、、
Mさん、そしてやはり森や自然を楽しんでいた参加者の皆さん、お世話になりありがとうございました~!
*この翌日、今度はYu-Yuさんが三重までやはりあおぞらフリーパスで出かけて行きました。彼の場合は森じゃなくて、電車の新型車両お披露目撮影ツアーに。帰りはやはり8時頃となったのでした・・・。
伊勢神宮はまたいつか行こう(その頃は、コロナが落ち着いていますように;;)