もり~ゆ 野巡りの日々、第3章

身近な場所を始め、自然のことなどを書いていきます。

噛めば噛むほど違いが分かる!伊勢神宮の森の観察会でした! その1

注:記事沢山です;画像では、よく似たような葉っぱ達がいっぱい登場します(苦笑);;

2月15日、第3土曜日は、海上の森の観察会がありますが、今回はちょっと飛んで三重県伊勢神宮まで出かけることにしました。

ここで暖かい地域の森の観察会があり、参加するため。主催は、普段は西尾自然観の森や、西尾茶臼山で観察会を行っている、西尾自然観察会です!

西尾自然観察会と言えば、、そう、去年も参加した、旧知のMさんの観察会です!

目的地、伊勢市駅まではあおぞらフリー切符おすすめとのこと、確かにめいっぱい区間を使えてお得です!が、、3時間以上はかかる;;朝5時50分にまだ暗い中、懐中電灯持参で家を出ましたヨ;

(替えのマスク含めて3つ持参、携帯の手ふきアルコール布も持参のコロナウイルス対策もしていきました・・・。)

伊勢市駅でMさん達と合流「遠くからご苦労様~。」とのこと。

伊勢神宮は初めて訪れました。

ここから、観察会スタート!!9時40分頃から。

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外宮から歩きます。

外宮を周り、お昼ご飯の後、バスか車か、徒歩かそれぞれで倭姫宮(間違えていたので訂正しました;)に行き、そこも歩いて15時頃解散。

Mさんは、少しも年取ってない感じでした・・・(同じように感じたのは尾張自然観察会総会でお会いしたHさんもそうでした)。

(私は・・・・・泪;コロナ落ち着いたらジム通いに頑張ろうと思います!!)

やはり参拝者が多かったですが、下見の時よりも少ないそうです。

最初にモッコク登場、それからオガタマノキ、渥美には1箇所自生ありますね。オガタマノキはミカドアゲハの食草とのこと。愛知には、いないよね。

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そしてこの方は、、

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初めましてのイチイガシ

愛知ではまず見ない常緑のドングリの樹、イチイガシです。こんな葉っぱしている~。葉の鋸歯(ギザギザ)が結構あります。このどんぐりはあく抜きせずそのまま食べられるそうです。

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豊橋~渥美でもおなじみのミミズバイ

この樹も登場、ミミズバイ。私の近所にも2株あるのが分かりました。田原市にも普通にあるけれど、これから、ここではどいっぱい登場しますぜ。

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こちらも沢山ありましたね~、サカキです。

何しろ葉っぱが大きくて立派です。ヒサカキも後で見ましたが多くはない感じでした。

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ミミズバイですよ

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マメヅタ。

小さなブラシのような物は、胞子を付けた胞子葉。この姿が綺麗でした!

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さて、これは一体なんでしょう??

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びわの葉にも似ていなくもない・・・。

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葉脈に茶色い毛があるのがポイントだと。

正解は、ヤマビワ、でした。まずこちらではお目にかからない(少数あるのみみたいです)。以前渥美にあった木が、工事で誤って伐られてしまい、当時の自然保護活動をしていたO先生の元に工事の方がお詫びの菓子を持参したのではなかったかな?そんなことを思い出しました。

この後この樹もあっちこっちで伊勢神宮では出てきました。

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これは何だと思う??

愛知では公園なんかに植えられていることが多いかな?葉の裏に枝で文字を書くと黒く現れて、切手を貼ってハガキのように送れるという、タラヨウです。

こんな感じに幼木があったりごく普通に見られました。

さて、まだまだ、常緑樹の似たもの葉っぱのオンパレードが続きますよ~~。付いてらっしゃい!!(とおまえが言うな;)

伊勢神宮内では、植物の採取は勿論のこと、樹の葉っぱをちぎったりすることも禁じられています。当日もその旨注意がMさんよりありました。

続きます。