もり~ゆ 野巡りの日々、第3章

身近な場所を始め、自然のことなどを書いていきます。

これからも、生き物との出会いを。

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ホオノキの花

 今年も身近なところで、少し遠くで、いろいろな場所での生き物との出会いがありました。

それぞれに印象があるけれど、一番は、やはりこのホオノキの花ですね。

体調が悪くて、やむを得ず途中で、愛知県民の森の観察会から抜け出して帰る途中で、至近距離で咲いている所に出会うことが出来たのでした。

 

今年は、春先から、病気ではないものの、不調に悩まされた日々でした。

ストレスから来るイライラから、普段も顔を出す自律神経失調症がキツイ形で現れ、一旦治まったけれど5月に復活、以後6月いっぱい続きました。

夏に治まったけれど、秋には腰痛が起こり、整形外科に一時通っていました。

秋からは、なるべくストレス源は断ち切って、すべきことをすることにエネルギーをかけた感じです。

前年度から、今年いっぱいまでと決めていた定例観察会、やりきることが出来ました!

年齢的にもう不調が起こりやすい時期であるので気をつけたいところですが、同時に不要な気苦労のために本来の意味を見失うような状況からは離脱する事も大切だ、と実感することになった年となったでしょうか。不調はその現れなのだから、危険信号なのですよね。

勿論、もう若いときのような無茶振りは禁物です~!!

 本来の自然が好きで、生き物のことを見て、その自然について考えたい、という自分自身の根底は何も変わらないかな。

いや、むしろ今後はこの気持ちをもっと大切にして、そんな自分自身の感性を押し殺したり窮屈にするような事はせずにのびのびと生きていきたいな、と思っています。

家族や、関わりの中で理解していただける方々のことも勿論大切にしながら。

思うように活動できなかった面もあったりしましたが、それでも、愛知県民の森田原市蔵王山豊橋市の葦毛湿原に何回か通うことが出来ましたし、海上の森も出かけることが出来ました。本宮山にも登れましたしね。

地域での自然観察活動に従事できたことも嬉しいことでした。今後とも精進していきたいと思っています。

自分自身の動ける範囲で、自然に対して何を働きかけることができるだろう、と来年もこれからも考え歩き続けようと思います。

地球環境がどんどん悪くなってきている、と言われています。気候変動~気候危機とまで言われている世の中。日本の冬も暖冬で、雪が降るべき地域での雪が少ないなど、色々心配です。身近な生きものの様子にも、人が及ぼした環境への数々の影響が出てきているのが分かってきているので、その事実を見て伝えたい、自然の仕組み、大切にしたいこと、私たちの歩むべき道は、、ただただ取るに足らない一人の人間だけれど、その視点は持ち続けていきたいです。これは、地域柄とか国とか関係ないはず。残念ながら自然を見ている所のはずなのに、そうでないという現状もある。

自然観察は単なる趣味でもなく、誰かとの競争でも自己顕示のためでもないし、もっと奥深いけれど決して遠い場所にあるのでもなく。そして誰にとっても分け隔て無いものだと思います(時に自然ゆえの危険さもあるでしょうが)。何よりも、、人と他の生きものとのつながり、共に生きていく存在であることの確認の場でもあるのではないでしょうか?(これこそが一番肝心な所だと気づいて追記しました)

来年も、その先も、自然と生き物たちと、人との出会いがあって、進んでいけるように。

自然にとって少しでも希望のある年であるように。

不器用で、決して自分自身は偏屈ではないつもりでも多分、立ち回りは上手くない私ですが、今一度自身を振り返りつつ、来年も歩いていくのかな。